【ガジェット】Sigmarion4,登場か
取材で中国の深センに来ているのだが,その北東に位置する北京から,注目のニュースが飛び込んだ。
【IDF】「携帯型ネット端末にUMPCで攻勢」,NTTドコモが関心寄せる | 日経 xTECH(クロステック)
遂に,Sigmarion 4が登場かっ・・・!
IntelのUMPCには,以前にCeBIT 2006のイベントで実機に触れ,かなりがっかりした記憶がある。重い,電池が持たない,フルキーボードがない・・・・いずれも,私が求める携帯機器として致命的な欠点ばかりが並んでいた。
【CeBIT】やはり「Microsoft社のOrigami」=「Intel社のUMPC」でした,超小型モバイルPCの開発で両社が協業 | 日経 xTECH(クロステック)
このように残念な結果になった理由は,二つあると考えている。一つは,WindowsXPを載せたこと。ここまで処理が重くなったOSを携帯機器にそのまま載せては,重くもなるし短寿命にもなろうというもの。Windows CEをx86プロセサ向けにカスタマイズしたほうがまだ良かった。もう一つは,消費電力を極限まで抑えたx86プロセサを用意できなかったことだ。
今回は,いずれの点も解消される。OSについては,Linuxに加え,WindowsのUMPC最適化版が載るとか・・・。個人的には,是非LinuxとOpenOfficeの組み合わせを採用したい。さらにIntelは,UMPC向けに消費電力を抑えたマイクロプロセサを用意するとのこと。
x86命令が動作する最強のSigmarion4は実現するかしないか。今後の展開が楽しみになってきた。