【ガジェット】米国版iPhone 2.0で,もう手放せないアプリ

 これまで「iPhoneソフトウエア2.0」関連で米国ソフトウエア企業を取材してまわっていたが,それもようやく終わり,改めて手元のiPhone 2G(ファーム更新済)でアプリをいじっている。


 使っていて最も感動したのが「Pandora」である。好きなアーティストの名前を入れれば,本人またはテイストが近いアーティストの曲を流し続けるソフトで,もともとパソコンで愛用してたので即インストール。


 で,何が感動したかというと,EDGE,つまり携帯電話網でインターネット・ラジオが聞けているという点。え,本当にいいの? iPhone無線LANホットスポットにする「NetShare」はさすがに公開停止になったようだけど(iPhone 3GをWiFiモデム化する公認アプリNetShare、脱獄不要 - Engadget 日本版),Pandoraだって結構帯域を食っていそうなのに。私自身,仕事の間にラジオ感覚で何時間もつけっぱなし,といった使い方をしてるし。私はもう8月中旬には帰国する予定だが,このPandoraサービスは手放したくないなあ。


 あと,常用ソフトとしては「NYTime」(New York Timesの記事が読める),「Mobile News」(AP通信の記事が読める)がある。UIはMobile Newsの方がシンプルで好み。


 中島聡さんの写真共有ソフト「PhotoShare」は,暇なときに「Most Popular」をみて楽しんでいる。あまり写真を取る習慣がない私でも気軽に楽しめるのがいい。サーバに負荷をかけているだけ,と叱られそうだが,コメントみてるだけでなごむんです,はい。
参考:Life is beautiful: ミイラ取りがミイラになりそうなPhotoShare


 ただ,気になることが一つ。最近は日本語の投稿が随分増えたが,これが英語圏の方々にどう映っているんだろう? ここまで英語と日本語が混在したコミュニティ・サイトというのは珍しいような気がする。例えばYouTubeとかFaceBookは圧倒的に英語優位,それに対してニコ動やMixiは圧倒的に日本語優位である(当たり前だが)。日本語のコメントが増えすぎると,英語圏の方の離反を招きかねない。こうした多言語が飛び交うコミュをどううまくマネージするか,先行事例として注目したい。